日常の出来事

とんかつとピロール米

再び間の空いた更新です。日々気温が上がったり下がったり。

先日大阪へ行ってきました。

とんかつの有名店、ますいやに行ってきました。

グルメブログではありませんが、とにかく美味しかったです。

とんかつの概念が変わります。とんかつと言えばキャベツ。

テレビとテレビ台の関係。みたいなもんです。

キャベツにかかっているドレッシングが美味い。レシピが知りたい。

ドレッシングだけ売って欲しい。そう思わせる。ドレッシング。

正直とんかつってそんなにどこもここも変わらんだろうと思っていましたが

全然違いました。極論家でとんかつを作る気が無くなりました。

肉の柔らかさ、味が違う。次元が違う。

肉は勿論の事、一緒に頼んだご飯、白米が美味い。

米自体がもっちりしているのでモリモリ食べれる。

あっという間に間食してしまいました。

お会計時に店舗の内装を見ていると化粧の柱、中々こだわった内装。

使用しているお米は、滋賀県の農家生産のピロール米でした。

資材メーカー時代、北陸でピロール農法というのがあるとチラッと聞いたぐらいでした。

やっとこさめぐり逢ったピロール農法、ピロール米。

ざっくり言うとラン藻を活用した農法

土中の酸素を消費せずに作物を栽培する農法。恐らく精米後のコメのpHが7前後。

アルカリに寄りの為精米しても劣化しにくいと思います。

土中の酸素を使わずにという点では、乳酸菌、ラクトヒロックスと考え方は同じですね。

もっちりした食感のお米だったので、低アミロースのミルキーの系統かと思いましたが

実際はキヌヒカリでした。コシヒカリに比べるとパサついた食感のお米です。

突っ込んだ話 キヌヒカリは、野菜跡に植える早生品種です。

野菜跡の多肥でも耐えうる早生品種。コシヒカリよりもパサついた食感が持ち味。

そのキヌヒカリが、もちっとした食感になっており。ちょっと驚きました。

このもちっとしたご飯ととんかつが絶妙に合います。

全国各地に色々な栽培法があり、各々特性がある。

でもって専門店のとんかつは美味い。遅い時間に食事しましたが全く胃に負担がありませんでした。

とんかつのますいや 大阪に行った際には是非お勧めします。

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